サクラ?業者?見分け方から対策まで!マッチングアプリの落とし穴徹底解説


マッチングアプリでの出会いに期待を抱く一方で、「もしかしてサクラかも?」「業者だったらどうしよう…」という不安を感じてしまうことはありますよね。せっかく勇気を出して始めたのに、そういった人に遭遇してしまったら、今までのやりとりや楽しい会話は何だったんだ。と、楽しいはずの出会いを期待していたのに、ショックを受けてしまいますよね。

この記事では、マッチングアプリに潜む可能性のあるサクラや業者の特徴、そして、そういった相手に引っかからないための具体的な対策を解説していきます。安心して素敵な出会いを見つけるために、ぜひ最後までお読みください。

なぜサクラや業者が存在するのか

まず、なぜマッチングアプリにサクラや業者が紛れ込んでいる可能性があるのか、その背景を理解しておきましょう。

  • 運営側の都合(サクラ): 一部の悪質な運営者は、アプリを盛り上げ、会員数を多く見せかけるために、実際には存在しない人物(サクラ)を雇っていることがあります。彼らは、異性との出会いを期待する利用者の心理を利用し、メッセージのやり取りなどで課金を促すことを目的としています。
    • マッチングアプリ大手の運営元は信用できる?
    • ペアーズ:運営元は株式会社エウレカ、親会社はアメリカのMatch Group。会員数は2000万人以上と、サクラをする必要はなさそうです。実際、私が利用しているときもサクラと思われるような人物はいませんでした。
    • タップル:運営元は株式会社タップル、株は100株式会社サイバーエージェントが保有しているのでメディアやインターネット広告のプロです。会員数2000万人以上とこちらもサクラの必要性はないようです。
    • withOmiai:withは株式会社withが運営、親会社は株式会社エニトグループ、マッチングアプリOmiaiも運営しています。株式会社エニトグループはマッチングアプリを主な収入源としていますが、インターネット型結婚相談相手紹介サービス業認証(IMS)という認証をうけ、安全対策は十分にしてあり、個人情報なども第三者の監督の元、保護しているようです。
  • 営利目的(業者): こちらは、出会いそのものではなく、別の目的を持っている運営側とは無関係の事が多いです。例えば、
    • 情報商材の販売: 投資や副業などの情報商材を高額で売りつけようとします。
    • マルチ商法・ネットワークビジネスへの勧誘: 友人関係を装い、セミナーや説明会に誘い込もうとします。
    • アダルトサイトや不正サイトへの誘導: 好意的なメッセージを送り、最終的に危険なサイトへと誘導します。
    • 個人情報の収集: 氏名、連絡先、クレジットカード情報などを騙し取ろうとします。

これらの存在は、真剣に出会いを求めている利用者にとっては、時間やお金を無駄にするだけでなく、精神的な負担にもなりかねません。だからこそ、しっかりと対策を講じることが大切なのです。

サクラの場合は会員数の少なさや、運営元の会社の収入源がマッチングアプリの他にあるのかどうか、新しくできたばかりではないか?このあたりにポイントを絞り、信用できるアプリを選べばサクラと出会う確率はグッと減るでしょう。

各マッチングアプリの会社は大手になればなるほどユーザーの安全対策へは力を入れているようです。しかし会員数が増えるとやはりそれを狙った業者は後をたたないようです。実際私もマッチしてお会いした時、不動産に興味はないかと持ちかけられてしまったことがあります。

サクラや業者の特徴:見分けるためのチェックポイント

では、具体的にサクラや業者はどのような特徴を持っているのでしょうか?怪しいと感じたら、以下の点をチェックしてみましょう。

プロフィール

  • 極端に魅力的な容姿: モデルのような美しい写真を使用している場合、注意が必要です。特に、プロのモデルが写っているような明らかに転載された画像は、サクラや業者の可能性が高いです。ひとりで写っている写真が多い場合、(友達などと写っていない点にも注意してみてみましょう)
  • 情報が少ない・曖昧: プロフィール文が短すぎる、自己紹介の内容が抽象的で具体性に欠ける、趣味や価値観などの情報がほとんど書かれていない場合も警戒が必要です。
  • 不自然な日本語: 明らかに翻訳ソフトを使ったような不自然な日本語を使っている場合や、文法が怪しい場合も注意が必要です。
  • 年齢や居住地の不一致: プロフィールに記載されている年齢や居住地と、メッセージのやり取りで矛盾が生じる場合があります。
  • 他の利用者情報と似ている: 写真やプロフィール文を使い回していることがあります。同じアプリ内で見かける場合は業者の可能性が高いでしょう。

メッセージのやり取り

  • すぐに連絡先を交換しようとする: マッチングしてすぐにLINEや電話番号などの連絡先を聞き出そうとする場合、外部サイトへの誘導や個人情報の収集を目的としている可能性があります。
  • 性的な話題に持ち込もうとする。初期の段階から性的な話題に触れたり、性的な関係を匂わせるようなメッセージを送ってくる場合は要注意です。男性では真剣な出会い目的でなかったり、女性では業者や詐欺を視野に入れたほうが良いでしょう。
  • 個人的な質問を避ける: メッセージを繰り返し、仲良くなってきても、こちらからの質問に対して、はぐらかしたり、曖昧な返事しかしない場合があります。
  • 感情的な訴えかけが多い: 「あなたしかいない」「特別な存在だ」など、まだ関係性が薄い状態なのに、過剰な褒め言葉や感情的な言葉で気を引こうとする場合も注意が必要です。
  • ビジネスや投資の話を持ちかける: ある程度親しくなった後、急にビジネスや投資の話を持ちかけてくる場合は、勧誘目的である可能性が高いです。

行動

  • 急なキャンセルが多い: デートの約束を直前になって何度もキャンセルする場合も、サクラや業者の可能性があります。
  • 金銭を要求してくる: 何らかの理由をつけて、お金を要求してくるのは、詐欺の手口の典型です。絶対に要求に応じないでください。また、お金を直接要求してこない場合でも、お金に困っている素振りを見せる方は要注意です。例「兄弟が借金をして自分が肩代わりをしている」「持病があり通院しているが払えない」など、いくら助けたくなるような魅力的な人でも、お金のトラブルに巻き込まれる可能性が高いので注意しましょう。

サクラや業者に引っかからないための対策

これらの特徴を踏まえ、サクラや業者に引っかからないためには、以下の対策を講じることが重要です。

1. プロフィールを慎重に確認する

相手のプロフィールを隅々まで確認し、不自然な点がないかチェックしましょう。特に、写真の信憑性、自己紹介文の具体性、記載されている情報の一貫性などを注意深く見ることが大切です。

2. メッセージのやり取りを注意深く行う

少し怪しいなと感じた人には特に、焦らず、メッセージのやり取りを重ね、人となりを見極めましょう。不自然な日本語や性的な内容のメッセージ、すぐに連絡先を交換しようとする相手には警戒が必要です。

3. 簡単には連絡先を交換しない

怪しいなと感じている人には、マッチングしてすぐにLINEなどの連絡先を交換するのは避けましょう。アプリ内のメッセージ機能で十分にコミュニケーションを取り、信頼できると判断できるまでは、個人的な連絡先を教える必要はありません。

4. 会うまでに時間をかける

メッセージのやり取りである程度の期間、コミュニケーションを取り、お互いを理解してから会うようにしましょう。すぐに会おうと誘ってくる相手は、目的が別にある可能性があります。

5. 怪しいと感じたらすぐに連絡を絶つ

少しでも「おかしいな」「怪しいな」と感じたら、無理にやり取りを続ける必要はありません。きっぱりと連絡を絶ち、必要であれば運営に通報しましょう。

6. 金銭要求には絶対に応じない

いかなる理由であっても、相手からお金を要求された場合は、絶対に支払わないでください。一緒に食事やなにかお出かけをすることと、お金を工面することは別です。小さなお金のお願いから入ることも多いです。これは詐欺の手口に多いので気をつけましょう。

7. 個人情報を安易に教えない

氏名、住所、電話番号、勤務先、クレジットカード情報などの個人情報は、信頼できると確信できるまでは絶対に教えないようにしましょう。

8. アプリのセキュリティ機能を活用する

多くのマッチングアプリには、違反報告機能やブロック機能があります。怪しいアカウントを見つけたら、積極的にこれらの機能を活用しましょう。また、マッチングアプリによってはIMS認証(結婚相手紹介サービス業認証機構)という、第三者から安全であると認定された場合にもらえる認証があります。このような認証を受けているかどうかも判断材料の一つにできます。

9. 複数のアプリを試してみる

一つのアプリに固執せず、複数のアプリを試してみることで、サクラや業者の少ない、より健全なコミュニティを見つけることができるかもしれません。

10. 運営側の注意喚起情報を確認する

マッチングアプリの運営は、サクラや業者に関する注意喚起情報を掲載している場合があります。定期的に確認し、最新の手口や対策について情報を得るようにしましょう。また、アプリによっては過去に通報をされたことのあるユーザーにはマッチする前に警告が出ることもあります。そのような注意喚起も参考にすると良いでしょう。

万が一、被害に遭ってしまったら

どんなに注意していても、万が一、サクラや業者による被害に遭ってしまった場合は、以下の対応を取りましょう。

  • 運営に報告する: 被害状況を詳しく説明し、該当アカウントの利用停止などの対応を求めましょう。
  • 警察に相談する: 金銭的な被害や個人情報の漏洩があった場合は、速やかに警察に相談しましょう。
  • 消費生活センターに相談する: 不当な勧誘や契約に関するトラブルは、消費生活センターに相談することができます。

一人で悩まず、専門機関に相談することが大切です。

真剣な出会いを見つけるために

サクラや業者の存在は否定できませんが、多くのマッチングアプリでは、真剣に出会いを求めている善良な利用者がたくさんいます。過度に恐れるのではなく、注意深く相手を見極めることが大切です。

今回ご紹介した対策を参考に、安全に、そして安心してマッチングアプリでの出会いを楽しんでくださいね。あなたの理想のパートナーが見つかることを願ってます!焦らず、諦めず、素敵な出会いを掴んでくださいね!

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